9月11日午後1時半ごろ、東京のJR山手線の電車に乗っていた男子学生のリュックサックから出火する事故が発生しました。
男子学生は火が燃えているのに気づき、神田駅で降り、駅員が消火器で火を消した為、怪我人はいなかったということです。
大きな事故にならなくて本当に良かったですよね。
10日には建物の火が電車の屋根に燃え移る事故もありましたが、今回出火した原因は、なんとモバイルバッテリーだったそうです。
外出先でも電池切れ対策としてモバイルバッテリーを使う人も多いと思いますが、一体どのメーカーのバッテリーを使っていたのでしょうか?
また、発火したモバイルバッテリーの持ち主の男子学生についても調べてみました。
山手線で出火したバッテリーのメーカーはどこ?
JR山手線での出火した原因は、携帯電話に外付けして充電できるモバイルバッテリー。
モバイルバッテリーといえば、携帯電話に繋げるだけでいつでも充電することができる手軽さが売りとなっていますが、その反面、熱や衝撃を与えると発火してしまうことがあります。
意外と危険な部分があるようです。
気になるメーカーについて男子学生によると、
「2年前くらいに秋葉原で1番安い物を買った。2日前にフル充電した」
と話をしています。
安価の物といえば、海外メーカーを想像する人も多いと思います。
男子学生が使っていたのは、海外メーカーなのでしょうか?
メーカーについて調べていると、2016年12月にもモバイルバッテリーが発火する事件が起きていることが判明しました。
男子学生の時と同じで、カバンの中でモバイルバッテリーが発火したそうです。
当時、発火したモバイルバッテリーについて警視庁は「海外のメーカー」と発表していましたが、出火事件後にTwitterに投稿された写真でメーカーが特定されています。
そのモバイルバッテリーが「Lumsing」という中国メーカー。
そして、今回の発火事件も「Lumsing」ではないかと言われています。
発火したモバイルバッテリーの写真がなかったので、「Lumsing」だと断定することはできませんでしたが、安価の物だったことから粗悪品だった可能性も考えられますね。
粗悪品を見分けるコツとしては、安価な物を選ばないのも大事ですが、「PSE」というマークがついているか確認することも大事です。
PSEとは、電気製品の安全を確認したというマークで、安価の物にはついていない場合があります。
今回のモバイルバッテリーのように発火しやすい物などを購入する際は、安価の物よりはPSEマークがついている物や大手のメーカーを選ぶようにしたいですね。
男子学生の大学や名前は?
そして、気になるのが男子学生について。
ニュースによると、男子学生は私立大学3年生で年齢は24歳という情報だけで、名前や大学などは公表されませんでした。
ネット上には、24歳で大学生だったことで、医学生なのか大学院生なのか、と色々憶測が流れていましたが、今後も個人情報については公表しないのかもしれませんね。
まとめ
10日11日と続き電車での発火事件。
普段使っているモバイルバッテリーが急に燃え出すなんて想像もしていなかったでしょうね。
安価な物は粗悪品も多くあるので、安いからと手を出してしまうと大変な事故に起こしてしまう恐れがあります。
今回は、すぐに電車が停車駅についたこと、駅員が消火器ですぐに火を消したことで、怪我人もなく大きな事故にならなかったので、本当によかったです。
スマホの普及によりモバイルバッテリーを使う人も多くなっているので、今回のような事故がまた起きてしまう場合があるかもしれません。
今後モバイルバッテリーを選ぶ際は、値段だけを見るのではなく安全面も考える必要がありますね。